家具の通販カタログで憧れていた家具

実家を出て一人暮らしをするにあたって、私が家具の通販カタログから購入したのは、昔からずっと憧れていた家具でした。それは、ベッドとデスクが一緒になっているもので、1階部分にデスクとチェア、2階部分にベッドがあるという形になっていて、私はこの家具に対して、すでに小学生のときから憧れの気持ちを持っていました。私がこんなにもこの家具に憧れていたのは、当時仲良くしていた友人が、この家具を持っていたからです。友人の家に遊びに行ったとき、その部屋に置かれていたこの家具を見て、私はとても羨ましい気持ちになりました。1階部分にあるデスクには、教科書やノートが並べられていて、鉛筆削りやペン立てが置かれているほか、カレンダーやフォトフレームも飾られていて、広々としたスペースがありました。2階部分にあるベッドには、友人の好きなキャラクターの抱き枕が置かれていて、階段を上ってベッドの中に入るという特別感に、憧れの気持ちを抱いてしまったのです。それに対して私の部屋には、勉強机はあったものの、それは姉からのお下がりのもので、ベッドではなく布団を敷いて寝ていました。そのため、この友人の部屋にあった家具は、羨ましくて仕方のないものでした。私がこれを自分の目で見たのは、この1回限りだったのですが、あるとき、母が見ていた家具の通販カタログに、この家具と全く同じ形のものが掲載されていたのです。私はそれを見つけたとき、母に自分もこれが欲しいという意思を伝えました。

しかし、すでに勉強机があったことから、もうデスクはいらないと言われてしまい、購入してもらうことができませんでした。そんな私は、大学を卒業して1人暮らしをすることになったとき、ずっと憧れていたこの家具を購入することに決めたのです。小学生のときからの想いは、かれこれ10年以上にもわたるもので、成人して初めて手に入れることができました。初めて家具の通販カタログを利用してみると、それが届くまでのわくわく感がとても心地良いことにも気がつき、新しい発見となった出来事でした。こうして1人暮らしをするアパートに届けられた新しい家具は、ようやく私の夢を叶えてくれたのです。

幼いときに羨ましかった、階段を上がってベッドに入るということを試したとき、たったそれだけのことにも関わらず、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。これからは、この家具を愛用して生活を続けていきたいと思います。

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